タイトルからして賛否両論ある。それはもちろん作者も承知の上である。有名大学卒のゲーマーがいる一方、社会不適合者とカテゴライズされてしまうゲーマーもいる。何かを突き詰めて没頭するひとは普通の人とは異なる。それがフィジカルスポーツだろうとeスポーツだろうと変わらない。大事なのは自分で課題をみつける、それを乗り越えるためのチャレンジをする、そして決して諦めないこと。「ゲーマーはゲームにしかその情熱を向けれないからゲーマーなんだ」という意見はあると思いますが、そういう人ばかりではないことも世間の方々に知っていただきたいなと思います。

著者の方がYouTube等で宣伝していて興味を持ち購入しましたが、プロゲーマーになった成り行きやその後今現在の様子、他のプロゲーマーの方から学んだ事など他にもたくさんの事が書かれていて、読んでいてとても面白かったです。購入して良かったと思います。説明が下手で申し訳ないですが、素晴らしい本である事に違いはないので、購入を考えている方や興味がある人は是非購入して読んで見て、自分の目でこの本の素晴らしさを味わって欲しいと思います。

本の内容とタイトルに若干のズレを感じました。eSportに造詣が深い方はあまり読む必要がありません。全くeSportに興味がない方へのゲームをするための説得材料だと割り切っていいと思います。

作者ら数人の高学歴プロゲーマーの語りからゲームと勉強に共通するコツを考える。　様々な種類のゲームのプロが出てくるのだが、みんな共通するのはしっかりと対策などの努力の仕方を考え、その上でしっかり努力してるとこだ。ゲームといえど、それはまさにスポーツのトレーニングや仕事のそれである。これが高いレベルでできる人達はそりゃ勉強もできるはずである。　この本を読んで「自分にもできそうだ」と思った人はかなり向いていると思う。そういう試金石になる一冊。

eスポーツ選手、いわゆるプロゲーマーの方々は成績優秀になりうる要素が高い。実例をもとにそのような考察が読めるのかなと期待しておりました。実際のところは、一流大学を卒業された数名のプロゲーマーの方たちの話を聞いて、その取組みや考え方が勉学への取り組み方に向いているのではないか？といったテーマで綴られています。では、例に挙げられた数名のプロゲーマーの方は、プロゲーマー全体を体現されているような方たちなのだろうか？どちらかというと特殊な存在なのではないだろうか？そういった疑問を打ち消すようなデータなどは示されることはなく、あくまで数名に話を聞いただけの内容ですので、「eスポーツ選手」と「勉強が出来る」という2つのワードを紐付けられる充分な根拠は読み取れませんでした。テーマに対するアンサーとして根拠が薄いので、参考にできる内容ではないと思います。しかしながらプロゲーマーが普段取り組んでいる課題への取り組み方や自己評価、仕事に対する考え方などがまとめられているので、そちら方面に興味ある人には面白い内容なんじゃないかと思います。

eスポーツへの並々ならぬ熱意や雑学はよく伝わりましたが、著書としては出来がかなり悪いです。①主観や自分語りが多い。論文は悩み事や感想文を述べるものではありません。②何故勉強ができるのかの掘り下げが少ない。③「ときどへのインタビューを終えた私は(中略)とても早口で歯に衣着せぬ口ぶりだった。ぶっちゃけ過ぎというか、なんというか」のくだりは相手に対して失礼です。④本論より論とは関連性がない不要な章が多くて、全体的に内容が薄いと感じる。特に第1章、第3章、座談会、コラムはいらないです。⑤論としてちぐはぐしている。ほぼ精神論。本論の結びつけや解答が弱い為、eスポーツとして記す必要がない。「何故」「理由」「答え」「提案」を明確に提示すべきです。以上の事から期待していたものとは違う、Twitterで宣伝していた割には非常に残念な本です。

「ゲームができるひとは勉強もできる」といったプラスイメージと、逆にゲーム依存症などのマイナスイメージを取り扱い、eスポーツ選手やプロゲーマーへのインタビュー、医者による説明を理知的に書き記した本です。ご自身もプロゲーマーであるすいのこさんが書かれているのもあって、説得力があります。また随所に盛り込まれている小咄も面白く、個人的には90歳でゲーム実況をする『ゲーマーグランマ』に愛おしさが爆発しました。ゲームをポジティブに捉えている方も、対してネガティブな意見を持つ方にも、それぞれに読んでいただきたい本です。

先によみたいので購入致しました。やはり、巨人軍以外にも大変興味深く成りました。ので、情報量を自分成に増やしてから、リーズナブルなお値段と成りましての注文とご購入と成りました。

正直物足りない。この程度、2000U14指導でも当たり前のようにやってきた内容。サッカー未経験や、ジュニアでも入門カテゴリーなら知識としては必要なことは入っています。中学校で部活指導をしている私からみたら、当たり前過ぎて、何の足しにもならなかったのですが、ゴールデンエイジを真剣に育てようと思うなら読んだ方がいいです。いまだに罵声を上げるコーチや、縦ポンサッカーをバカにして横パスばかりさせたがる保護者には警鐘として勧めます。オランダのコーチングについて書かれた本があります。怒ってばかりのコーチについての皮肉が書かれてある本です。こちらの方とセットでジュニア世代育成のコーチ、保護者に読んで欲しいです。三種以上のカテゴリーの方には不用です。

尊敬するジュニアの指導者から薦められたので購入しました。フィジカルで劣る日本サッカーが世界で勝つための絶対条件でもあると思われる勝者のメンタリティー。そのベースを身に付けるための技術、戦術、判断力を獲得するトレーニングが紹介されています。